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1993年度一橋祭研究の公開について

 おはようございます。OT06です。今回、一橋鉄研ホームページの方に、1993年における先輩方の一橋祭研究「整備新幹線構想を問う~その実像と虚像~」を、pdfファイル化の上でアップロードさせていただきました。是非ご覧ください。
 
 1993年とその前数年の、新幹線をめぐる状況を振り返ってみますと、エポックメイキングな出来事が続いたのと同時に、その後の方向性を決定する大きな曲がり角であったとも言えます。1992年には、東京~新大阪間に300系電車で運転される「のぞみ」が登場、「ひかり」が最速達タイプの地位を譲り渡しました。史上初の「ミニ新幹線方式」の実現例である、山陽新幹線が開業したのも、同じく1992年です。また、この頃は、国鉄が分割民営化を問われる中で停滞状況にあった研究開発が、JR化後、再び活発になりつつあった時期でもあります。後の500系電車の原型となるJR西日本の「WIN350」、JR東日本の「STAR21」といった試験車両がデビューしたのも、やはり1992年です。
 また、整備新幹線凍結解除後の1988年に決定された、「3線5区間」の整備計画が、5年目という節目を迎えるにあたって再検討されたのは1993年です。私はまだ幼稚園児であったので、当時のメディアの様子などに関する記憶は全く無いのですが(笑)、国政の場でも整備新幹線に関する議論が繰り広げられ、「新幹線」という言葉が国民の注目と関心を集めていた時期でもあったのでしょう。

 新幹線の開業がもたらすインパクトがとてつもなく大きいものであるという事は、東北新幹線八戸延伸・九州新幹線部分開業時の、青森県と南九州地方のフィーバーっぷりなどを見ていても十分伝わってきますが、一方で新幹線が与えるネガティブな影響が無い訳ではありません。というか、それもまたとてつもなく大きいものです。そうした負の側面が徐々に明らかになって来たのも、この研究誌が発刊された前後の時期ではないでしょうか。というのも、凍結解除後の計画再検討によって、建設時の財源負担や、開業後の並行する在来線の処理などに関しても大きな見直しが行われたためです。
 こうした今後予期されるであろう問題に関しても、この研究では多くのページを割いて触れられています。例えば、財源問題については、国・地方自治体の財政、JRの今後の経営は、共に決して楽観視出来ない状況にあり、出来る限り建設費の圧縮を図りながら最適な負担のバランスを模索すべき、と記されています。また、北陸新幹線高崎~長野間の開業を前にして、急ピッチで建設が進む新幹線とは対照的に、その開業後JRより経営分離される在来線区間の運営主体に関しては、明らかに準備不足の状態であることが指摘されています。

 この研究誌の発刊から更に15年近くが経ちましたが、こうした問題が全て解決された、または解決の方向に向かっているのかといえば、残念ながら必ずしもそうは言えない状況のようです。
 1996年の財源スキームの見直しによって、建設費に占める国の負担割合は更に増加しました。現在では、国からの予算の割り当てを待ちつつ、複数区間が同時並行的に建設されているおかげで、整備は遅々として進まない状態にあります。また、整備新幹線の建設が「国の財政を圧迫するだけの、無駄な公共事業」として各方面より非難の槍玉に挙げられているのはご存知の通りです。
 いわゆる「並行在来線問題」も、やはり1997年の長野新幹線開業以降、一気に顕在化することとなりました。経営分離後の在来線を引き継いだ第三セクター会社が、どれも苦戦を強いられているのは周知の事実です。

 当時の先輩方の先見性の高さには驚かされるばかりで、ゆとり世代としては頭が下がる思いですが、15年経ってもなお様々な問題に関する打開策が見出せず、新幹線の持つ力が十分に発揮されずにいるという現状も、本当に残念な事に思えます。今後、数年の内に東北新幹線と九州新幹線がそれぞれ全通をむかえますが、それに伴って、再び世間より整備新幹線問題への注目が集まり、少しでも事態を好転させる方向に向かってくれればと個人的には思います。また、その際には当会も情報発信の一翼を担えれば…などとも考えます。来年・再来年あたり、整備新幹線関連のテーマが来たりはしないものでしょうか?
 まぁ、その前にまずは今年の研究からですね。11月に開かれる一橋祭に関しての情報は、又改めてホームページの方に掲載させていただきたいと思います。

ちなみに、紙媒体の形でしか残っていない研究誌をどうテキストに起こすのかといえば、スキャンした画像から文字を判別してくれるソフトを使用しているのだそうです。私は、てっきり研究誌片手にキーボードで一文字ごと打ち込んでいるのかと思っていました。便利な時代になりましたね。

余談
先日部室に行ったところ、東京の地下鉄路線網を正確に覚えているか?という話になりました。実際に紙に描いてみたのが下の画像です。

見てのとおり全くダメダメですね…。特に、永田町、赤坂見附、溜池山王、国会議事堂あたりの、路線網が過密な地域は混乱して最後まで描けませんでした。しかし、シティー・ボーイを自負する一部の部員には、こんなの楽勝なのでしょう。まだまだ精進が足りません。
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夏旅行終了 そして後オプへ…



スタートの次が終了というのも少しおかしいですが、旅行先から更新する事が出来なかったため、仕方ありません(笑)

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アンケート協力のお願い

こんにちは、お久しぶりのM09です。


本日は「アンケート協力のお願い」というタイトルで記事を書かせて頂くとおり、一橋祭研究に資料として使用するデータをアンケートによってあるていど収集させて頂きたいと思っていますので、興味のある方は下記URLよりご回答をお願いいたします。

一橋大学鉄道研究会 一橋祭研究用アンケート 鉄道ファン実態調査

できるだけ回答数が多い方が幅広いデータを収集できますので、よろしくお願いいたします。

福鉄福井駅前

近いうちに私も北海道旅行記を執筆しますのでこうご期待!

テーマ : 雑記
ジャンル :

研究誌2万枚

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 一橋祭までいよいよ残り1日となりましたが、本日は研究誌作成の様子をお届けしたいと思います。

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